本報告書「スペインにおける展示会の経済的影響」は、スペイン見本市協会(AFE)の委託を受けてオックスフォード・エコノミクス(Oxford Economics)が作成し、UFI(国際展覧会連合)との協力のもと2025年12月付で公表された。対象年度は2024年(暦年)である。データは二つの流れからなる。展示会規模統計(開催件数、正味販売面積、来場者数、出展者数)はAFE加盟団体が提供した実績データに基づく。経済波及効果の推計(直接支出・GDP貢献・雇用)はオックスフォード・エコノミクスのグローバル計量経済モデルによるものであり、「グローバル展示会経済影響」研究シリーズ(2019年4月初版、2022年6月・2025年5月更新)を下支えする。調査範囲はUFIが採用するISO 25639-1:2008に準拠し、商業展示会と一般公開展示会を対象とし、会議・コンベンション・セミナー・フリーマーケット・路上市場は明示的に除外される。2024年のAFEデータによれば、580件の展示会が開催され、来場者8,312,000人・出展者69,014社が参加、正味販売面積は360万平方メートルを記録した。オックスフォード・エコノミクスのモデル推計では、同年の直接支出65億ユーロ、直接雇用62,091人、直接GDP貢献34億ユーロ。間接・誘発効果を含む経済総波及額は136億ユーロ、総雇用支持124,385人、GDP総貢献69億ユーロとされる。金額はすべてユーロ建てで、2024年平均レートで米ドルからポンド経由で換算されている。