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開催前情報

「スペインワインの最優先課題は、量を売ることから価値を築くことへの転換だ」

バルセロナ・ワイン・ウィーク(BWW)を6回にわたり率い、同見本市の会長職とカバ原産地呼称(DO Cava)会長職の両方の交代期を迎えたハビエル・パジェス氏が、高品質スペインワインの国際的ショーケースとしての見本市の確立に彩られた一時代を振り返った。パジェス氏によると、BWWは業界自身が持つ潜在力への信頼を強めることに貢献し、品質、原産地、産地の多様性に焦点を当てた、より結束力のある現代的で高い水準のスペインワインのイメージを打ち出してきた。成功の鍵は、最大の見本市ではなく高品質ワインにとって最も重要な見本市の一つを目指したことにあり、原産地呼称、ワイナリー、機関、専門家とともにビジネスと国際化を志向するモデルを築いたことだと語る。消費減少と世代交代という状況にも、新世代の造り手の才能と、原産地、サステナビリティ、真正性への関心の高まりから楽観的だという。DO Cavaについては、ゾーニング、品質セグメンテーション、上級熟成カバ(Cavas de Guarda Superior)の強化、有機栽培の推進といった構造改革を挙げ、価値向上の深化を次期の最大の課題と位置づけた。今後5年間のスペインワインの優先課題は明確だ。「量を売ることから価値を築くことへの転換」。未来を決めるのは、より多くのボトルを売る者ではなく、ボトルでより多くの価値を生み出す者だからだ。