カンヌ・ヨッティング・フェスティバル、持続可能な技術革新を前面に
RX は、2026 年 9 月 8 日から 13 日までカンヌの Vieux Port と Port Canto で開催するカンヌ・ヨッティング・フェスティバルのサステナビリティ関連プログラムを公表した。Innovation Route は会場全体から持続可能な舟艇関連のソリューションを見つけ出して紹介する企画で、これに連動する Innovation Route Awards は第 2 回を迎え、航行支援機器、サステナブル製品、革新的な船艇、企業の社会的責任の取り組みという 4 部門で選考する。2025 年の受賞者からは選考の方向性が読み取れる。衝突防止システム WATCHKEEPER の SEA.AI、70 フィートの完全電動カタマランの MODX、自律航行型のソーラー電動カタマランの Millikan、リサイクル率 95 パーセントのセーリングボート R5 の VAAN、窒素酸化物排出を 85 パーセント削減するハイブリッドスーパーヨット B.YOND 37M の Benetti である。審査員には、FIN 副代表の Guillaume Arnaud des Lyons 氏、Boat and Sea Consulting の海事専門家 Thierry Berest 氏、Yacht Carbon Offset のマネージングディレクター Rachel Goult 氏、Figaro Nautisme の記者 Jean-Christophe Guillaumin 氏、記者で起業家の Geoffroy Langlade 氏、Adzurra ディレクターの Elena Patriarca 氏が名を連ねる。Goult 氏は、持続可能な技術革新はもはや選択肢ではなく、この業界の将来そのものだと述べた。2026 年は来場者 5 万 6000 人、出展者 680 社超、展示艇 700 隻を見込む。背景として、電動船艇は世界市場の 8 パーセント未満にとどまる一方、フランスでは年間およそ 9 万件の船舶免許が発行されていることが示されている。